蔵王農泊振興協議会/宮城県刈田郡蔵王町をまるごとご紹介

ギャラリーカフェ「Cross Road(クロスロード)」

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Cross Road(クロスロード)は、骨董好きの女性オーナーさんが、息子さんと娘さんと3人で2013年1月にオープンしたギャラリー・カフェ。
木曜日から日曜日までの、週に4日間限定で営業しています!

仙台市内からCross Roadへ

インターネットで事前に情報を見て、そのオシャレな店内の写真にとっても惹かれていたので、ランチに行ってきました!
この日の宮城は、朝から雪が降っていたので道路の積雪がちょっと心配でしたが、たくさん積雪があるという訳でもなく雪道に不慣れな方でも特に問題のない量でした!

仙台市内から東北自動車道を利用して車で50分ほど走ると、3メートルほど高さのある大きなこけしが目に飛び込んできました。
遠刈田温泉を流れる松川に架かる遠刈田大橋(通称こけし橋)です。

ちなみに、車で50分と言っても道中は、蔵王の雄大な山々を見ながら走れるので、あっという間でした。

こけし橋を渡って、1キロほど走るとCross Roadが見えてきます!

「ギャラリー・カフェCross Road」と書かれた大きな看板が!駐車場の案内もあるので安心です。

お店の裏手にある駐車場は10台以上駐車できる広いスペースなので、運転にちょっと自信が無い方でも安心です。

Cross Roadはどんなお店??

暖簾や飛び石があり、和の趣をとっても感じる玄関。店内に入る前から都会を忘れて落ち着いた気持ちになります。

入り口には温かみのある手書きの看板。

暖簾をくぐり、店内に入ると・・広々としたスペースに器などの作品が100点以上展示されていました!

こちらは、カフェを利用しなくても自由に観覧できる入場無料のギャラリーにもなっているそうです。
オーナーさんによると、このギャラリーは陶芸や絵画などを中心にオーナーさん自身が好きな作家さんの個展を開催していて、展示の内容は2ヶ月程おきに変わるそうです。素敵すぎます。

ちなみに、この日は器などの焼き物が中心の個展でした。

ギャラリーに訪れるたびに違った作品を楽しめる場所があるということを今回知り、これはまた是非来てみなければと早くもリピーターになること確実!

くつろぎの空間

店員さんに案内されて、靴を脱いでカフェスペースに移動します。

奥に進むと、これまた広々とした空間にテーブル席とカウンター席があわせて15席程あり、隣の方も気にならないゆとりのスペースです。カフェで隣の席との距離感は大事。

古民家風の内装や家具で統一された店内。中央には・・・なんと・・・昔ながらの石油ストーブも。なつかしくて思わず笑顔になりました。

この日は、日曜日の13時ころで、他にもお客様が。

空いている好きな席に座っていいですよーとの事でしたので、お店全体を見れる窓際のテーブル席に腰掛けると、すぐに暖かいお茶をだしていただきました。

和のテイストで落ち着く雰囲気のインテリアや雑貨に囲まれた静かな空間で、時間もゆっくり流れていきます。心地いい。

店内のあちこちに、オーナーさんが一点一点厳選した焼き物が数多く並んでいて、こちらは購入もできるそうです。

普段はなかなか見たり触れたりすることのない珍しい焼き物ばかりで、ついつい夢中になってみてしまいました。どれもかわいい。

Cross Roadの気になるメニューはこちら!!

気になるメニューは手書きのイラスト付き。これまたかわいい絵なんです。

定番のランチメニューは、季節のスープカレー、白石温麺のゴマ投入坦々、今日のキッシュプレートなどなど。他にも、本日の週替&限定メニューなどもあります。

すべてにサラダとミニデザートがついてとってもリーズナブルな価格設定。甘味のメニューはクレープやケーキなど10種類ほどありました!

飲み物のメニューも豊富で、コーヒーやエスプレッソ、各種ジュースの他に、3種の自家製黒糖ジンジャーなどの珍しいメニューもあります。

私は、季節の野菜スープカレーを注文。一緒に行った友人はクレープのアイスバナナ乗せと紅茶を注文。

オーダーした後は、ゆっくりと店内の焼き物の他にも展示してある小物や販売しているコーヒー豆などを見て回り・・

見た目もオシャレな季節の野菜スープカレー

そうこうしている間にスープカレーが到着。
スープカレーには、野菜の素揚げ、前菜3種類、サラダ、ご飯、チーズトースト、ミニデザートがついています!

彩り豊かで種類豊富な食材がとっても嬉しい!更に、器はどれも料理にあっていて食べる前からテンションがあがります!

一点一点の料理について、オーナーさんが丁寧に説明してくださいました。
調理はオーナーさんの娘様が担当しているそうで、味付けはもちろん食材にもこだわりが。

前菜のピクルスも自家製で、酸味も特に強すぎることもなく食べやすい味付け。

春から秋にかけては、お知り合いの農家さんの野菜を使用して作っているそう。

じゃがいものミルク煮も優しい味付けで、ミルクのまろやかさの中にもゴマのコクをしっかりと感じることができました。

こちらのお豆腐は蔵王の絹ごし豆腐で、更にずんだ風味。

口当たりもまろやかで、さりげない豆の風味がクセになりそう。

カレーと野菜の種類は時期によって変わるそうで、この日の野菜は、エリンギ、パブリカ、南瓜、じゃがいも、ほうれん草!

南瓜やじゃがいもは素揚げになっていて、甘みと旨味が凝縮されていて本当に美味しい!

スープカレーはサラサラで、甘めのバターチキン味はコクもしっかりあり、ご飯も野菜も進みます。

ちなみに、カレーの中には・・・骨付きチキンが驚くほどたっぷりはいっていました!!

デザートには、さっぱりとしたヨーグルト
ヨーグルトには、季節に合わせたフルーツのソースをかけているそうで、この日はブルーベリーソース。

ボリューム満点で本当に豪華な、満足度の高いランチメニューでした。

紅茶と手創りクレープ

紅茶のカップはとてもオシャレなデザインでポットは本場英国スタイルのカバーに包まれた状態で。

少し蒸らしてから、紅茶を注ぎます。

器も香りも楽しみながら紅茶をゆっくりと。至福の時間。

クレープのアイスバナナ乗せは、想像以上のボリュームたっぷり!!

生地がもちもちしていて、とっても美味しい。
このクレープ生地は、なんと娘さんの手創りで、注文をうけてから作るそう!!驚き!!

ソースはチョコとキャラメルの2種類から選べて、甘さひかえめなアイスクリームとホイップクリームに、ソースをからめて美味しい一品でした。

Cross Roadのコンセプトは「器を楽しむ」

オーナーさんは気さくな方で、カフェへの想いをお話してくださいました。

骨董が大好きなオーナーさんは、仙台市内でギャラリーを経営していた経験があるそうで、その時に知り合った作家さんの作品や自分で購入したお気に入りの器のコレクションを使ってカフェを開きたいと思った時に、選んだ場所が蔵王町遠刈田温泉でした。
「温泉が好きだから温泉地にカフェを出したい」という夢を叶えて、お店に自分の好きなものを詰め込みました。
東北の可能性や地元の良さを感じてもらえたら嬉しいと、器は全て東北の作家さんの作品を使用しているそうです。料理ごとにどの地方の作家さんの器なのかを教えてくださり、東北の作家さんとその作品への愛を感じることができました。

「普通の料理でも器一つで印象が違うので、一つ一つの器を見て触れて楽しんでほしい」という想いで、料理も器も心を込めて提供しています。

どの料理も高級感のある素敵な器に盛り付けられているので、終始贅沢な気分に浸ることができました。

Cross Roadには、子連れの家族やご夫婦、若いカップルや友人同士と幅広い年代の方がいらっしゃるそう。
メニューは、野菜を多めにするようにしているので、普段なかなか野菜を食べない男性の方が、野菜を食べにいらっしゃる事もあるそうです。

野菜は大事!!

「気を張らずにゆったり過ごして欲しい」というオーナーさんの想いが詰まったカフェCross Roadは、日常から離れてほっとできる、居心地の良い空間でした。

店舗情報

『ギャラリーカフェCross Road(くろすろーど)』

■住所  : 宮城県刈田郡蔵王町遠刈田温泉字新地西裏山18-2
■電話  : 0224-34-3939
■営業時間: [木][金][土][日] 10:00~16:00 (※2月は土日のみ営業)
■定休日 : 月曜日、火曜日、水曜日
■駐車場 : 店舗裏に無料駐車場有

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